最新情報

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2025/3/23 
卒業証書・学位記授与式

 2024年度地理学教室卒業証書・学位記授与式を3月23日(日)に行いました。
 学部卒業11名,博士課程前期修了2名の合計13名が学位記の授与を受けました。祝辞,送辞,謝辞と,心のこもった挨拶が続きました。卒業生から地理学教室へ素敵な記念品をいただきました。花束贈呈とその後の茶話会で,学年を超えて別れを惜しむ姿が印象的でした。
 授与を受けた皆さん,おめでとう。前途に幸が多からんことを祈っています。

2025/3/8 
卒業論文優秀者発表会が開催されました

2024年2月17日(月)に令和6年度卒業論文優秀者発表会が開催されました。当教室からは,牧田智大さんが「2024年能登半島地震による離水海岸地形と地殻変動」を発表しました。
2025/3/8 
日本地理学会2025年春季大会で発表

 日本地理学会2025年春季学術大会が駒澤大学で3月19〜20日に開催されました。
当教室関連では下記の発表がありました。


後藤秀昭・杉戸信彦・隈元崇・楮原京子:相模トラフ 中北部周辺の変動地形
中田 高(名誉教授)・柴田 亮:室津港の延宝年間以 降の深さの変化と地震隆起

2025/3/8 
2024年度 卒業論文 修士論文 研究発表会を開催しました

 2025年2月7日(金)に文学部大講義室(A204,リテラ)にて卒業論文11件と、修士論文2件の研究発表が行われました。卒業論文研究は15分間,修士論文研究は20分間に学生生活の集大成を凝縮して発表しました。午前から夕方まで長丁場となりましたが,真剣な質疑も交わされ,地理学教室のメンバーで充実した時間を過ごせたと思います。口頭試問の後,夜には歓送会(追いコン)が学内の生協レストランで開催され,各地の美酒とご馳走をいただきながら,慰労と送別,感謝を述べあいました。
 準備と運営をしてくれた3年生とM1の皆さんご苦労様でした。ありがとう。参加者にとって自信と次へのヒントが得られ,未来に向かって希望が持てる会にもなったように思います。

2025/2/8 
論文が掲載されました

森木ひかる・中田高・後藤秀昭・杉戸信彦・徳山英一・隈元崇(2024):変動地形学的手法による海底活断層の認定と意義.活断層研究,61,17~42
2025/1/19 
文学部のWebサイトに学生の記事が掲載されました

「文学部生の4年間」のコーナーに当教室の久保田慶輔さんの声が掲載されました。インタビューに回答しながら,文学部の学生のリアルな一面を紹介してくれています。
「文学部で好きを究めよう」という受験生へのメッセージで締めくくられています。


「文学部生の4年生」のサイトはこちらからご覧ください。
2025/1/19 
教員への取材が新聞に掲載されました

1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災から30年を迎えるにあたり,朝日新聞の取材を受け,1月14日付デジタル版に掲載されました。


上記と同じ記事のシリーズで,当教室OBの中田高先生(広島大学名誉教授)も登場しています。1995年阪神・淡路大震災を地震を引き起こした活断層のずれを最初に発見した時のことや,30年経っても残る課題が紹介されています。
2025/1/8 
教員の編著が刊行されました

South Asia's Transition from Agrarian to Industrialized Economy
Kazuo Tomozawa, Koichi Fujita編著
こちらに日本語の紹介があります。

当教室の関係分では下記の論考が掲載されています。(出版社サイトにリンクしています)
1. Introduction, Kazuo Tomozawa and Koichi Fujita
3. Location Changes and Growth Process of the Production Areas in the Indian Broiler Industry, Goto Takuya
15. Transfer Mechanism of Indian Emigrant Workers to Gulf Countries: Focusing on Recruiting Agents in Jamia Nagar, Delhi, Kazuo Tomozawa

2025/1/8 
教員が新聞に寄稿しました

能登半島地震から1年 急ぎ沿岸活断層図の作成を (広島大学 後藤秀昭)

(共同通信47Newsにリンク。中国新聞,山陰中央新報などにも印刷されました)
2024/12/2 
論文が「科学」(岩波書店発行)に掲載されました

後藤秀昭・鈴木康弘(2024):地震後に書き加えられた能登半島北岸沖の海底活断層 -反射断面による活断層認定の問題-.科学,94,pp. 950-955
 (PDFを公開しました)
2024/11/21 
「GIS Day in 中国 2024」で学生が発表しました

 11月21日(木)に「GIS Day in 中国 2024」が広島大学で開催され,当教室からは以下のとおり,学生3名が共同で発表しました。最新の測量機器を組み合わせることで,これまで困難とされてきたフィールドでも自分で地形モデルが作成できるようになるという意欲的なものでした。表彰状が授与されました。

 中川聡(3年)・馬卓煒(M1)・鵜木勇輔(3年):「数値地形モデルの作成と地形研究での適用の可能性-RTKドローンとLiDAR SLAMの組み合わせ計測-」


2024/11/7 
1年生が巡検しました

11月6日(水)の午後に「地理学入門」の授業で西条駅周辺を巡検しました。観光地となっている「酒蔵通り」については何となく理解している学生も多かったと思いますが,その成り立ちを学ぶと再発見もあったものと思います。西条駅周辺は狭い範囲に古代から近世,近代,現代と歴史的な幹線路が通っている珍しい場所で,その様子が現在でも垣間見ることができます。歴史が地表を織りなすという 『「地」の「理」(あや)』 について,事前の地図作業と現地の観察を通して,少し理解できたものと思っています。
2024/11/1 
論文が「地理科学」に掲載されました

友澤和夫:「新興大国インドの現在」
後藤拓也:「インド北部・ハリヤーナー州におけるマッシュルームの産地形成メカニズム」
友澤和夫:「工業団地内農村で何が起こっているのか」

(PDFは1年後に公開されます。購入希望の場合は地理科学学会に連絡ください)
2024/10/26 
日本活断層学会の秋季学術大会にて発表

日本活断層学会2024年秋季学術大会が11月2日(土)~4日(月)に長野市の信州大学にて開催されました。

当教室関連では,下記の発表されました。
・牧田智大・原西絢太・森 渉・山中蛍・後藤秀昭:2024 年能登半島地震に伴う海岸の隆起量分布—白化ピリヒバ上限高度の高密 度な GNSS 測位—
・森渉:室戸半島御厨人窟付近の生物遺骸の分布高度とその特徴
・後藤秀昭・鈴木康弘・岩佐佳哉・中田高:ウランバートル断層の南東部における最近の断層活動
・中田高・島崎邦彦・柴田 亮:高知県室津港の歴史地震隆起の再検討と時間予測モデル(予察)
大会についての詳細は下記をご覧ください。
2024/10/26 
集中講義を実施

 夏季休業中に,集中(8月27日~30日)で自然地理学の講義がありました。帝京大学の平野淳平先生に気候学について授業をしていただきました。気候学の基礎から地球温暖化,歴史時代の気候の復元など,幅広く講義いただきました。最終日は台風の影響もありましたが,学生にとっては学ぶことの多い,興味深い講義だったようです。
2024/10/7 
卒論・修論研究の中間発表会を開催

  10月5日(土)の午後に,卒業論文研究および修士論文研究の中間発表会を文学部大講義室で開催しました。卒論研究11件,修論研究3件の発表がありました。スライドを使って研究の位置づけ,仮説,地域の概要や夏季休業中の調査結果などが報告されました。2~4年生,院生から熱心な質問やコメントがあり,発表者,参加者ともに充実した時間を過ごしました。今後の発展が楽しみな一方で,研究できる残り時間は限られてきました。精一杯,走り切ってほしいと思います。
2024/10/7 
広島史学研究会大会にて研究発表

  当教室のメンバーが,10月27日(日)に広島大学文学部で開催される2024年度広島史学研究会大会にて下記の発表を行います。考古学部会で,地形計測技術について紹介します。

・原西絢太・牧田智大・後藤秀昭:LiDAR技術を用いた古代山城の地形測量

大会についての詳細は下記をご覧ください。
https://www.hiroshima-u.ac.jp/bungaku/news/85952

2024/10/7 
広島大学防災・減災研究センターのセミナーに登壇

日時:2024年10月26日(土) 13:00~14:30
会場:広島大学東千田キャンパス 未来創生センター M棟4階

参加申し込み等,詳細は下記をご覧ください。
https://www.hiroshima-u.ac.jp/hrrc/news/85862

2024/10/7 
2024年度地理科学学会秋季学術大会(第41回シンポジウム)の開催

日時:2024年11月16日(土)12:30~17:00
場所:県立広島大学 サテライトキャンパスひろしま(広島市中区大手町1丁目5-3)
テーマ:地理教育から地域づくりを考える―小中高一貫地理教育カリキュラム研究からの提言―
(地理科学学会は当教室に事務局があります)
詳細は下記をご覧ください。
http://www.chiri-kagaku.jp/meeting/general/taikai2024aki.html

2024/9/26 
地理学野外実験(人文地理)で鹿児島巡検に出かけました

 地理学野外実験の授業で,第二班(人文地理)は2024年9月2日から,後藤拓也先生(3日は友澤和夫先生)と鹿児島県に巡検に出かけました。2日は参加者全員でバス巡検を実施しました。鹿児島県庁においては,観光振興・観光行政について説明を受け,その後も丁寧に質問に答えていただきました。道の駅川辺では,道の駅と地域のかかわりをテーマに聞き取り調査を行いました。昼食後は,ENEOS喜入基地を訪問し,基地の概要説明を受けた後,見学を行いました。最後に,さつま無双を訪れ,薩摩焼酎の生産工程について説明を受けました。3日からは個人研究で,それぞれ現地で調査を行いました。成果はレポートとしてまとめられます。

2024/9/21 
「地理学野外実験」(自然地理)・「展開ゼミ(地理巡検に出かけよう)」で
丹後半島に巡検に出かけました


 地理学野外実験の授業で,第一班(自然地理学班)では2024年9月9日から9月12日の間,後藤秀昭先生と丹後半島とその周辺に巡検に出かけました。9日と10日の午前は,教養教育科目の「展開ゼミ(地理巡検に出かけよう)」受講者(2年生)が企画してくれたルートと案内で進められました。
 早朝に大学を発ち,豊岡駅前を個人巡検していたメンバーと昼頃に合流した後,世界の地質遺産(日本に3つしかない)の玄武洞で日本海側の地質の発達を学び,柱状節理の美しさに魅了されました。ラムサール条約指定地の「円山川下流域・周辺水田」を遠望し,コウノトリの姿が見られたのは幸運でした。その後,久美浜湾と砂州,砂丘の農業を学んだ後,郷村断層の地震断層,東経135度北端の地で地球の動きを感じました。さらには,琴引浜の鳴き砂で体力を使い,グリーンタフの波食棚と甌穴で心を静め,立岩,屏風岩で地質と地形の織りなす絶景を体感しました。10日午前には地滑り地形での水利や暮らしの関係を考え,伊根湾ではベテランガイドの案内で自然と歴史の織りなす景観とツーリズムについて学びました。
 10日午後から12日まで,3年生と博士課程前期の学生が個人研究で山田断層の変動地形,丹後半島北岸の海岸地形を調査し,それぞれに地形・地質観察や試料採取,地形計測を行いました。GNSS測位やRTKドローン空撮など,最新の機器を用いた調査も行われました。現地調査でしか得られない情報を取得すべく,熱心に調査を行いました。酷暑の秋で,滝のような汗を流しながらも,研究の面白さを感じているのか,楽しそうに調査していたのが印象的でした。今後の分析やまとめが楽しみです。

2024/8/21 
2024年日本地理学会秋季学術大会

2024年9月14日(土)〜16日(月)に南山大学で開催
当教室関係の発表は以下のとおり


・後藤秀昭(広島大)・渡辺満久(東洋大):能登半島北岸沖の海底活断層と地震断層―反射探査に偏った断層認定 の問題と海底地形検討の必要性
・中田高・岩佐佳哉(大分大)・後藤秀昭(広島大)・鈴木康弘(名古屋大)・渡辺満久(東洋大):ウラ ンバートル断層南東部Bumbat周辺の岩塊流を切る低断層崖
2024/8/12 
教員が番組に出演

FM広島の番組(広島大学のサイトへ)

「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」に関わる報道(広島ホームテレビ)
2024/8/9 
オープンキャンパスを開催しました

暑い中,多数のご来場,ありがとうございました。希望の皆さんの入学をお待ちしています。
引き続き,動画で地理学教室について紹介しています。
 
2024/8/9 
雑誌に報告が掲載されました

月刊誌の「地理」(古今書院)8月号の「特集:速報 能登半島地震」のなかで,下記の報告が掲載されました。

後藤秀昭:「能登半島地震による地変の地図作成と海底活断層」
2024/6/30 
オープンキャンパスを開催

・日 時:2024年8月8日(木) 【個人による事前申込制】

(申し込み期間と申し込みサイト) ※終了しました。
・事前申込期間:7月1日(月)正午 ~ 7月11日(木)17:00まで 

※地理学教室では研究室公開を予定しています。どうぞお越しください。
2024/6/30 
地理科学学会の『地理科学』がScopusに採録

  『地理科学』が,Elsevier(エルゼビア)が提供する世界最大級の抄録・参考文献データベース「Scopus(スコーパス)」に採録されました。
 Scopusには,全世界7千社以上の出版社が発行する2万9千以上の査読誌・業界誌・ブックシリーズ,33万タイトル以上の書籍から,自然科学から人文・社会科学まですべての分野の約9,400万件に及ぶ文献が収録されています。
 地理科学学会は,広島大学文学部地理学教室に事務局があります。
2024/6/30 
論文が掲載されました

岩波書店「科学」の2024年7月号に後藤秀昭先生の報告が掲載されました。
後藤秀昭(2024):海底活断層の認定手法の転換を迫る能登半島地震.科学,94,626-630.
【特集】能登半島地震──海底・沿岸の活断層の論点


報告のPDFはこちらからご覧いただけます。
2024/5/28 
地理科学学会の春季学術大会が開催されました

 6月15日(土)に2024年度地理科学学会春季学術大会が広島大学文学部で開催されます。当教室からは院生が発表しました
・北川泰成(広島大・院):日本語教育機関の立地と存立基盤―福岡都市圏を事例に―
・森渉(広島大・院):室戸岬付近の完新世離水波食地形の特徴と地殻変動
2024/5/18 
西条盆地を巡検しました

 5月18日(土)に「自然地理学実験」の授業で西条盆地に巡検(野外実習)に出かけました。授業で事前に作業や検討をした後、18日に現地に赴きました。山地や盆地のスケールから、盆地内の段丘地形まで多様な地形の発達を河川の発達と関連づけて考えました。また、地形を巧みに使った交通路や水路とともに、災害との関連も考えました。大学の位置する身近な地域ですが、発見も多かったものと思います。暑く感じるほどのお天気で、少し疲れましたが、地理学研究の基礎的な学びが進んだものと思います。今後も楽しみです。

2024/5/17 
教員が大学の広報誌に紹介されました

 広島大学広報誌『HU-plus』vol.24(2024年5月号)が発行されました。後藤秀昭先生が「AERAが書く、研究者の素顔」のコーナーで紹介されています。
2024/4/21 
2年生が巡検に出かけました

 4月20日(土)に学部2年生が「自然地理学実験」の授業で竹原市に巡検(野外実習)に出かけました。瀬戸内海の潮位差と,それを利用した干拓,塩田,それらを基盤に発展した湊町(伝統的建造物群保存地区)とともに,賀茂川の瀬替の様子などを観察しました。
 自然環境をうまく利用して街の発展や人々の暮らしが成立しているように見える一方で,河川の堆積作用や塩の価格,鉄道の敷設など,多様な環境の変化に適応し,翻弄されてきた様子も見て取れたように思います。
 昼からは賀茂川河口部の「ハチの干潟」で地形計測を行いました。足場が悪く,苦労しながらも,フィールドでしか取れないデータを取得しようと学生たちは粘り強く,真剣に努力しました。


「ハチの干潟」で地形計測

2024/4/6 
教室メンバーで交流しました

 4月5日に地理学教室の全体会と、新歓コンパを行いました。全体会では新メンバーの自己紹介と、工夫を凝らしたレクレーションで、知的で楽しいひと時を過ごしました。新歓コンパでは親しく歓談して交流を深めました。素敵な会を企画してくれた三年生に感謝です。
 構成員全員にとって、安心して充実した時間を過ごせそうな場所と認識できたことが大きな収穫と思います。さあ、今学期も頑張ろう!と前向きな気持ちになりました。


2024/4/3 
新年度がスタート

入学式が開かれました

4月3日 博士課程前期に4名,後期に1名が地理学分野に入学・進学しました。
     また,学部2年生12名が地理学分野に新たに所属しました。
      (教職員を含め、地理学教室で総勢54名となりました)
2024/4/3 
地理科学学会2024年春季学術大会が開催されます

期 日:2024年6月15日(土) 一般研究発表・総会・懇親会
会 場:広島大学文学部大講義室(B204)ほか(東広島キャンパス)
参加費:500円(ただし学生・院生の方は無料)


発表申し込み:一般研究発表を希望される方は,4月30日(月)まで。
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